2010年08月28日

セルライトとは

セルライト除去が話題になっています。1970年代に、エステサロンを経営していたニコール・ロンサードという人が著した書籍によってセルライトという名称は有名になりました。セルライトというものがよく知られるようになったのは、この本が非常によく売れたことがきっかけです。



日本では2000年以降に、サプリメント等を扱う健康業界や美容業界、テレビの健康番組等の影響で一般的に認識される様になりました。フランス語で細胞を意味するCelluleと鉱物を意味するiteを組み合わせてCelluliteとしたのがセルライトという単語の元々の成り立ちであると言われています。



セルライトとは、主にウエストや太ももやヒップの部分に起こりやすいものです。肌がデコボコした皮のように見えることからオレンジピールスキン等と呼ばれています。余分な水分や体外に排出されるべき成分が脂肪細胞内に残っており、細胞を大きく見せているものがセルライトの実体のようです。



医学的な観点ではセルライトは水分や老廃物などではなく、脂肪が一箇所に集まったことで繊維芽細胞の作用が活性化し、見えやすくなったものとされています。肌の代謝や保水に必要なエラスチンやコラーゲンを作っている細胞が線維芽細胞であり、肌には必要なものです。




この細胞の役割は、肌のアクシデントやトラブルを素早く解決することです。セルライトという言葉が医学用語ではなく、病気として認識されていないのは、医学の視点からはセルライトとは細胞の持つ特性の範囲内だからです。



主に美容業界やエステサロン又、サプリメント等を扱う健康食品の業界でセルライトという言葉が非常に多く使われている傾向があります。


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Posted by tomas  at 14:12 │Comments(0)セルライト

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