美容の寺子屋

ムダ毛の処理をしている人が多いようですが、ムダ毛は本当にムダなのでしょうか。体毛は何のために存在しており、その体毛をムダだと見なし時には悩みの対象になるのはなぜでしょう。



人の体は70万本〜100万本の体毛と30万本〜50万本の頭髪があるといいますから、その数は相当なものです。美肌やきれいな外見という点からすればムダ毛は全くいらないものですが、体毛があることで外界の温度変化から体をカバーし、衝撃から守ることもできます。



肌に優しいムダ毛処理を行わない限りは、色素沈着や炎症など肌への良くない効果が慢性的に現れるようにもなります。効果的にムダ毛を処理し、なめらかできれいな仕上がりを保つには、スキンケアの知識と適切な方法を知ることがまず大事です。



肌質に合うスキンケア方法やムダ毛処理方法をピックアップすることも大事です。できるだけ低コストで家でできるムダ毛処理方法を行うなら、すぐに新しい毛が生えてきてしまう部分はまめにムダ毛処理をしておくことになるでしょう。



除毛クリームや顔専用のシェーバーが、顔のムダ毛を自分で処理する際には心強い味方になってくれます。わきのムダ毛には、T字カミソリや電気シェーバーを利用しましょう。この他、すね毛や腕毛、ビキニラインを脱毛するための脱毛ワックスや脱毛テープなども様々な商品があります。




脱毛商品や美容グッズは、どの部分を脱毛処理したいかによって色々な商品がありますので、肌質や部位に沿って選んでください。  

エステなどでのムダ毛処理にかかる費用は、処理したい箇所の広さやムダ毛の状態によって金額に差が出ることがあります。ムダ毛の処理方法は様々ありますが、ムダ毛だけでなく、頭髪の毛が濃い薄い、毛の量が多い少ない等の差には、女性ホルモンと男性ホルモンが関係しているとされています。



毛を作る毛包の量は、出生直後は男女とも同程度といわれています。男性ホルモンとの関わりによって、14歳時点での毛包の量により、この先できる毛の量がおおよそわかってくるといいます。女性ホルモンが多い体質の人は、ムダ毛の量が少ないといわれているようです。



女性ホルモンの分泌が順調な時なら、ムダ毛の処理もしやすいとされています。ホルモン分泌には遺伝だけでなく、健康状態、ストレスなどに影響されるので、個人差が出てきます。年を取って体質が変わったりストレスが蓄積されたりすると、ムダ毛を抑制する女性ホルモンの体内量も変化します。大豆イソフラボンなど、女性ホルモンと同じ働きをする栄養成分を補うようにすれば、肌の状態を健康に保てます。



お肌のため、体質改善のためにぜひ摂取を検討してください。１日の必要摂取量は、豆乳コップ１杯か納豆１パック、半丁の豆腐ですので、毎日摂取し続けることに充分現実的な量です。



肌へのダメージを最小限に抑えてムダ毛を除去し、毛の再生をできるだけ減らすためには、ムダ毛処理用の大豆イソフラボン入り抑毛ローションなどが効果的です。